未経験の人でも就ける医療関係の仕事

医療業界は未経験の人でも就職やを転職することは可能です。例えば、医薬品の営業職であるMRは、国家資格ではなく認定試験に合格すれば働くことができます。認定試験の合格は絶対に必要なわけではありませんが、ほとんどの人が取得しています。どちらにしても、MRという仕事は製品知識を身につけておく必要がありますが、やる気があれば務まります。

一方、医療機器の営業職というのは薬の販売ではないので、薬の知識も必要なく医療業界未経験者でも転職のハードルは低いと言えます。医療機器といっても、さまざまな種類があります。例えば、治療機器には、カテーテルやインプラントなどがあります。治療機器分野は外資系企業が強いので、外資系治療機器メーカーの求人が多くあるのが特徴です。

次に診断機器というものがありますが、これはMRIやCTスキャナー、血液分析装置などのことを指します。「診断機器」は大型になりますので、関連製品やメンテナンス面での営業が主な仕事になります。また、医療業界においては「輸入商社」や「卸商社」という会社もあり、これらの医療機器関係の業界は、メーカーの数が多いので他業種に比べると求人の募集が多く見受けられます。MRと比べてみても未経験者の受け入れがオープンで、医療業界で活躍できるチャンスが得やすいでしょう。

薬や医療は必要不可欠なものなので、医療業界では不景気の影響を受けることがあまりありません。他業界に比べると平均年収も高く、安定していると言えるでしょう。